タンパク質はミドリムシのアミノ酸からバランスよく

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お肉や魚などに多く含まれる三大栄養素のタンパク質。「体をつくる栄養素」だけなく、生命活動のためのさまざまな役割を果たす万能の栄養素です。そのタンパク質は、すべて20種類のアミノ酸からつくられています。

今回は「タンパク質はミドリムシのアミノ酸からバランスよく」と題して、たんぱく質やアミノ酸についての紹介を踏まえ、20種類のうち18種類のアミノ酸をバランスよく持っているミドリムシについて紹介します。ミドリムシはカロリーや糖分も少ないので、ダイエット中の方にもおすすめです。

1.生命活動のために欠かせない万能栄養素タンパク質とは

生命活動のために欠かせない万能栄養素タンパク質とは

人体の中に10万種類も存在するといわれるタンパク質は、筋肉や髪などをつくるだけではなく生命活動を成立するためのさまざまな役割をこなす万能選手です。そのタンパク質はたった20種類のアミノ酸から作られています。

タンパク質とアミノ酸、そしてそれらとミドリムシの関係について紹介します。

人体はタンパク質が構成している

人体はタンパク質が構成している

私たち人間の体は、何でできているかご存知ですか?
肉や骨、髪、爪などさまざまな部品で構成されていますが、それらを構成する主成分はタンパク質です。人体の構成成分のうち、たんぱく質の占める割合は2割ほど。水を除けば、なんと体の半分近くをタンパク質が占めています。

タンパク質は「三大栄養素」として知られていますが、まさに体をつくっている栄養素なんですね。筋肉がタンパク質からつくられているのは有名ですが、髪・爪・皮膚・眼のレンズなど、タンパク質は人体のあらゆるところに存在しています。

タンパク質は生命活動を成立するために欠かせない万能選手

タンパク質は生命活動を成立するために欠かせない万能選手

人体の半分近くを占めるだけでもタンパク質が重要であることが確認できますが、たんぱく質の多様な働きを知ればその重要性がさらに実感できると思います。

代表的なタンパク質の働きについて紹介します。

  • 筋肉や髪など、人体をつくる(アクチン、ケラチンなど)
  • 接着剤として細胞同士をつなぎ合わせ、細胞が活動しやすい環境をつくる(コラーゲン)
  • 体中に酵素を運ぶ(ヘモグロビン)
  • 細菌の感染から体を守る(リゾチーム)
  • DNAの遺伝子情報に基づいてタンパク質を発現(合成)する(DNAの設計図通りに体を作る)
  • 血液凝固にかかわる物質をつくる
  • 血液を弱アルカリ性に保つ
  • エネルギー源として活用される

以上のように、タンパク質は
①体の材料になる
②体内で必要な化学反応を起こしやすくする
③体内の細胞同士の情報伝達をする
④特定の物質を運ぶ

といった生命活動に欠かせない非常に多くの役割を担っています。

タンパク質は20種類のアミノ酸からつくられる

タンパク質は20種類のアミノ酸からつくられる

人体で非常に重要な役割を果たすタンパク質の種類は10万種類ほどもあるといわれています。しかし、そのタンパク質はたった20種類のアミノ酸からつくられています。

このアミノ酸の中には、人間の体内で生成できない(あるいは合成速度が遅い)ものと、体内で生成できるものに分かれます。

※体内で生成できない=必須アミノ酸(9種類)

  • バリン
  • ロイシン
  • イソロイシン
  • スレオニン
  • メチオニン
  • リジン
  • ヒスチジン
  • フェニルアラニン
  • トリプトファン

※体内で生成できる=非必須アミノ酸(11種類)

  • グリシン
  • アラニン
  • セリン
  • アルギニン
  • アスパラギン酸
  • アスパラギン
  • グルタミン酸
  • システイン
  • チロシン
  • プロリン
  • シスチン

個々のアミノ酸にもさまざまな働きがある

個々のアミノ酸にもさまざまな働きがある

これらのアミノ酸は、タンパク質をつくるだけでなく個々としても人のさまざまな機能に役立ちます。主な機能と成分について紹介します。

  • 体力アップ・・・バリン、ロイシン、イソロイシン
  • 脂肪燃焼・・・リジン、プロリン、アラニン、アルギニン、メチオニン
  • 免疫力アップ・・・アルギニン、グルタミン
  • 肌のターンオーバー・・・プロリン、アルギニン
  • リラックス・・・トリプトファン、グリシン

主な役割だけでも、アミノ酸が元気で健康に過ごすために重要な役割を果たしているかが確認できますね。

タンパク質をつくるためのアミノ酸は1種類も欠かすことができない

タンパク質をつくるためのアミノ酸は1種類も欠かすことができない

タンパク質をつくるアミノ酸は20種類ありますが、そのうち1種類でも欠けてしまうとタンパク質の合成はできません。特に必須アミノ酸は胎内で生成できず食事で摂取をするしかないため、摂取不足に注意しなければなりません。アミノ酸の摂取が不足すると細胞の再生や修復に影響し、免疫力の低下や肌荒れなどを招いてしまいます。

20種類のアミノ酸をバランスよく摂取するのに重要な目安となるのが必須アミノ酸のバランスを表す数値「アミノ酸スコア」です。100点を最高点として、スコアが高いほどバランスが優れています。

アミノ酸スコアが高い食品は以下の通りです。

  • 鶏肉、豚肉、牛肉・・・100
  • サバ、イワシ、カツオ、アジ、鮭・・・100
  • 牛乳、ヨーグルト、卵・・・100
  • 大豆・・・86
  • 米・・・65
  • ひじき・・・62
  • キャベツ・・・50
  • 食パン・・・44

このように、タンパク質が豊富といわれている肉類・魚・乳製品・大豆製品などでスコアが高いことが確認できます。反対に、穀物や野菜などの食品は低いスコアとなっています。

ミドリムシはアミノ酸スコア”83”

アミノ酸スコアが優れているお肉や魚、乳製品などは、脂質などのカロリーが気になる方もいらっしゃると思います。ダイエット中だとつい食べ過ぎてしまって罪悪感を覚えることもあるでしょう。

低カロリーで高タンパクの食品といえば、大豆製品が有名ですがミドリムシも負けていません。
ミドリムシは20種類のアミノ酸のうち18種類(必須アミノ酸9種類、非必須アミノ酸9種類)のアミノ酸を含んでいます。そしてミドリムシのアミノ酸スコアは83です。つまり、大豆と同じようにバランスよくアミノ酸を摂取できる食品とうことができます。

ミドリムシを摂取する方法としては、サプリ・緑汁・健康食品などさまざまな方法がありますが、サプリや緑汁であればカロリーや糖分は決して高くないので、カロリーを気にせずにバランスよくアミノ酸を摂取できます。

アミノ酸からタンパク質の合成に必要なミネラル亜鉛

アミノ酸からタンパク質の合成に必要なミネラル亜鉛

タンパク質を合成するには、原料となるアミノ酸の他にあと一つ摂取すべき栄養素があります。それは亜鉛です。

亜鉛は、体内でたんぱく質を合成する際に必要な栄養素です。タンパク質を多く含む食品に含まれていることが多く、カキ、牛肉、卵、チーズ、納豆などに多く含まれています。

ミドリムシにも亜鉛が含まれているので、摂取したアミノ酸を効率よくタンパク質に合成できます。

2.まとめ

人間の体にとって最も重要ともいえる栄養素であるタンパク質。体を作っているだけではなく、免疫のアップや肌の再生やヘモグロビンの運搬など、健康にとって重要な役割を数多く果たしています。

タンパク質の素となっているのはアミノ酸ですが、ミドリムシには20種類あるアミノ酸のうち、18種類を含んでいます(必須アミノ酸9種類を含む)。また、アミノ酸スコア83とお肉や魚に次いで非常にアミノ酸のバランスにも優れています。アミノ酸からタンパク質を作る際に必要な亜鉛も含まれていますので、ミドリムシを摂取すれば効率よくアミノ酸を生成できます。

ダイエットや偏った食生活からタンパク質不足が気になる方は、アミノ酸スコアが高くカロリーや糖分の低いミドリムシのサプリメントをスタートされてみてはいかがでしょうか?

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